「ANIME FANTASISTA JAPAN 2024」の第1日目のトークプログラムでは、レジェンドアニメーター・井上俊之さんを大きく取り上げています。ここでは登壇者を代表してそんな井上さんに、本イベントについての率直なご意見をうかがうとともに、各トークプログラムとそのご登壇者についての印象を語っていただきました。「ANIME FANTASISTA JAPAN 2024」をより楽しむための手引きとしてご活用ください。
アニメ・ファンタジスタと「SAKUGA 描く人」
――「ANIME FANTASISTA JAPAN 2024(AFJ24)」の最大の特徴は、IPやキャラクターといったマーケットの領域を支える制作者たちと、クリエイティブの現場である制作会社にフォーカスしたアニメ系イベントである点です。本イベントでは、そんな現場の制作者たちを「ANIME FANTASISTA(アニメ・ファンタジスタ)」と命名し……。
井上 「ファンタジスタ」というのは、どういう意味になるでしょうか?
――主にサッカーの世界で用いられる、「高い技量と創造性を持ったスーパープレイヤー」に対する“賛辞”の言葉でしょうか。
井上 そうですよね。かなり特別な人を指す言葉だと思うから、僕程度が「ファンタジスタ」と呼ばれるのには違和感がある。
――もちろん、井上さんはご自身のことを“職人”とご謙遜されていることは知っていますが……。
井上 だから「アニメ・ファンタジスタ・ジャパン」の特集で、『井上俊之の作画遊蕩』(KADOKAWA、2024年)を取り上げるなんて言われると「人選間違えてないか?」と思う(笑)。
――ただ、そうした現場の制作者たちこそが、アニメーション作品の魅力を創り上げてきた真の功労者であり「ファンタジスタ」である、というメッセージは「AFJ」の柱で、これまでの日本のアニメ系イベントからは抜け落ちがちだったテーマだと思うんですね。
井上 確かに海外にはそういう文化が根付いてますからね。日本のアニメーターが、トークショーなりサイン会なりで海外のアニメイベントに招待されるというのは昔からよくある。今年、押山(清高)くんがアヌシー(国際アニメーション映画祭)に行ったときも、アニメーターなど個々の制作者に対するリスペクトを感じたと言っていました。海外では国からの支援や助成も多いし、ファンも熱心で日本だとそうそう聞かれることのないような踏み込んだ質問が寄せられる、と。この話は、僕が海外のアニメファンや研究者と接する中で受けてきた印象とも近い。
――日本国内を振り返ると、行政の政策に対しても、最も支援すべきはずのクリエイティブの現場や制作者たちに対して十分には目を向けて来なかったのではないか、という声も聞きます。また「映画祭」のような場であっても、「作家」として取り上げられるのは、実写映画の慣習に倣い「監督」が中心となっている。
井上 TAAF(東京アニメアワードフェスティバル)には僕のようなアニメーターもよく呼ばれるし、各セクションに対する顕彰もあるけど、そこだけに特化してるわけではないですからね。
――もちろんそれぞれに独自の意義がある中で、現場の制作者たちと、その仕事への賛辞をテーマに掲げたアニメ系イベント、ことに“武蔵野市”という自治体が後援するそれは、長年求められていながら実現されてこなかったものだと思うんですね。その意味で、既存の政策や映画祭を補完しながら協働していけるイベントに育っていければいいなと願っています。
井上 「アニメスタイル」なんかが阿佐ヶ谷の地下(Asagaya LOFT A)でやってきたことを、自治体が支援するというところに意義があるというのはわかる。
――実行委員会をご後援いただいている武蔵野市や武蔵野商工会議所・観光機構・市民社会福祉協議会は、これまでも「吉祥寺国際アニメーション映画祭」や「アニメノマンガノムサシノ」というイベントを主催・協賛されてきました。また武蔵野市は、多数のアニメーション制作会社が存在するコンテンツ産業の集積地でもあります。そんなアニメに寄り添ってきた街・武蔵野市で、市内にある多数のアニメスタジオさんにご協力いただくことではじめて「AFJ」は成立しました。
井上 だから今の日本にあるべきイベントだというのは同意できるんだけど、やっぱり僕が「ファンタジスタ」と呼ばれるのは引っかかるんだよなぁ(笑)。何度も言うようで悪いんだけど、「ファンタジスタ」というのはそれこそ宮崎駿さんのような存在を指す言葉だと思うから。
――井上さんはかつて、武蔵野市の架空の制作スタジオを舞台とした『SHIROBAKO』(14-15年)で、ベテランアニメーターが劇中で描く馬のシーンの作画を担当されましたよね? あれこそまさに、昔の人だと軽んじられていた職人的な老アニメーターが、実はファンタジスタだった、という物語だったと思うんです。
井上 ……まあ、そうとも言えるでしょう(笑)。
――『SHIROBAKO』では他にも、個々の制作者たちの創意工夫が数多く描かれていました。そのように現場における一制作者の方々が、実はアニメ作品に魅力を吹き込む誇らしい仕事をしていて、その輝かしい創作活動への賛辞として、「ファンタジスタ」という言葉が捧げられているのですが……。
井上 う~ん。まあ確かに、僕が業界入りしたときに、森康二さん【注:『SHIROBAKO』のベテランアニメーターのモデルの一人と目されるレジェンド】たちに対してそう感じていたように、もう年齢的に若手からそう見られる立場なのは仕方なかろうと思うので、強くは否定しませんが……。
――その意味でも、第1回となる今年の特集として、監督や作品のコアメンバーとしてではなく、あくまで一アニメーターとして今なお現場に立ち続けている井上俊之さんこそが相応しいと思うんですね。
井上 そうですか……。わかりました。今回に限っては、甘んじて受け入れることにします(笑)。
――お力添え大変にありがたいです。なお、今回のメインステージのテーマは「SAKUGA 描く人」と銘打っています。大前提として、美術や撮影、3DCGといった各セクションの制作者たちも、作画と遜色なく創造性に富んだファンタジスタであることはあらためて強調させてください。しかしにもかかわらず、第一回となる今回のテーマは、「SAKUGA 描く人」としました。それには『井上俊之の作画遊蕩』の刊行も含め、この夏、“描く人“をモチーフにした注目作が並んだという背景があります。
井上 『作画遊蕩』は置いておいても(笑)、押山くんの『ルックバック』(24年)やちなくんの『ファーストライン』(24年)が立て続けに公開されましたからね。
――ぽぷりか監督の『数分間のエールを』(24年)も、広い意味での“描く人”へのエールであり、ファンタジスタをモチーフにした作品でした【注:3DCG作品であるため今回のご登壇はないのですが後日、公式サイトにちなさんとの対談記事が掲載予定】。その意味でも、この2024年に「アニメ・ファンタジスタ・ジャパン」が立ち上がるということには、何か運命的なものを感じています。
井上 海外でも一時3DCG一辺倒だったのが、近年は“手描き“が復権してきてるでしょう? 日本でもここ数年で、“描く人“というか、“手描き”にしかない魅力のようなものの見直しが進んでいて、その一つの結果が出た一年のようには感じますね。
FEATURING 「ANIME FANTASISTA 」
――続いて8月11日(日)の井上さんがご登壇される「FEATURING 『井上俊之の作画遊蕩』」のプログラムについてお話をうかがわせてください。
まずは、STUDIO 4℃(武蔵野市)の初劇場作品『彼女の想いで』(95年、『MEMORIES』の中の一篇)をテーマにした、井上さんと今村亮さんの対談「『彼女の想いで』から考える」ですが、異色の組み合わせです。ただ以前、井上さんは『今村亮ラクガキ画集』(スタイル、2024年)を見て、その絵を高く評価されていました(https://x.com/181ino/status/1749009333193732110)。
井上 あの本はとてもいいと思いましたね。
――また同時に、今村さんも井上さんがキャラクターデザイン・作画監督を務められた代表作の一つ『彼女の想いで』を一番好きなアニメーション作品だと語られています(https://x.com/jusjusojus/status/1749025194935828783)。一見したところの作風は異なるお二人だと感じますが……。
井上 確かにそうなんですが……ただこれまでも、僕がいいなと思う絵を描く人から自分の絵も好かれる、という経験はたびたびあって。そういう意味では、僕が今村くんの絵に魅力を感じるということは、どこかしら通じるところがあるんだと思う。
あと今村くんがSNSに上げていた、一人全原画みたいなPVも非常に好ましくて(https://x.com/jusjusojus/status/1673271819414175744)。4コマ打ちの気持ちよさ、間を説明しないことの魅力に気づいてる人だと感じた。下手に説明的な中割りを入れてしまうくらいだったら、4コマ全原画のほうがいい。だから当日はコマ打ちの話なんかもできたらいいですね。
――なお、トークに先立つ本イベントの最初のプログラムでは、「LIVE SAKUGA」と銘打った制作実演を行います。そこでは『彼女の想いで』で実際に井上さんが描かれた作画監督修正を使って、不足していた動画を4時間かけて描き上げていただきます。
またSTUDIO 4℃さんの保管していた原画や作画監督修正、さらにはそのセルなどが、30数年の月日を経て登場します。当日はそれらの展示を行うだけでなく、物理的に“触れる”ことができる体験コーナーも「LIVE SAKUGA」内にご用意します。
井上 僕も『彼女の想いで』での自分の絵は久しく見てないですけど、本物の素材に触れられるのはいい経験になりますからね。セルも退色せずに残ってるなら、見れるうちに見ておいたほうがいい。
――井上さんも是非直接ご覧ください。そして8月11日(日)の二本目のトークプログラムが、押山清高監督と小島崇史さんとの「『フリップフラッパーズ』から『ルックバック』へ」。“描く人”をモチーフにした、FANTASISTAへの讃歌でもある『ルックバック』が話題を呼んでいる押山清高監督と、その初監督作であるStudio 3Hz(武蔵野市)制作の『フリップフラッパーズ』(16年)でキャラクターデザイン・総作画監督を務められた小島崇史さん、そして両作に参加されている井上さんによる鼎談プログラムです。特に小島さんがこうしたイベントにご登壇されるのは、今回が初となるのではないでしょうか。
井上 小島くんはアニメーターとしての能力の高さが際立ってますよね。画力、器用さや幅広さ、処理能力……それでいて記号的にもなり過ぎず、新しい描き方にどんどんチャレンジしてるように感じる。
――小島さんの仕事で気になったものはなんですか?
井上 『四月は君の嘘』(14-15年)や『フリップフラッパーズ』の仕事で注目するようになって、その後も『ドラえもん(のび太の新恐竜)』(20年)や『ONE PIECE』なんかで目覚ましい活躍をしてますよね。極めつけはサイエンスSARU(武蔵野市)の新作『きみの色』(24年)。まだ予告編しか観てないですけど、レベルの高さがひしひしと伝わってくる。
――押山監督についてはいかがですか?
井上 押山くんには、まずは“手描き“についての想いを聞いてみたいかな。僕は手描きアニメーションにしかない魅力があると信じてますけど、『ルックバック』もそういう作品だと思ったから。『ルックバック』で多用されている背景動画なんて、正確に描くだけなら3DCGを使ったほうがいい。でも、一部3DCGをベースに使ってるところはあるだろうけど、押山くんは本当はすべて“手描き”でやりたかったんじゃないか。“手描き”というアニメーションの根源的な魅力みたいなものを、どこまで自覚的に目指していたのかは聞いてみたいですね。
合わせて、もしもっと制作期間があったら、どこかに何かを足したいと思うのかどうかも気になる。仮に足したかったとしても、撮影処理を乗せようとは考えないと思うんだよね。
――絵の力だけで完成されている。
井上 本当にそう。原画の線を完成画面に残すという原動画制もそうだし、撮影処理を乗せて絵であることを忘れさせるのではなく、“手描き”の力を信じていいんだ、アニメーションの原点に還ってもいいんだという確信を、僕は『ルックバック』の完成映像を観てあらためて持つことができた。
あとはやっぱり、レイアウトキーポーズ制【編注:レイアウト時には「背景原図」と「キーポーズ(=最小限の枚数からなるラフ)」を補足的な言葉とともに描くだけの制作システムを指す、『井上俊之の作画遊蕩』で提供した造語】の話はしておきたいですね。押山くんはレイアウトラフ原制との両方を経験してきただろうから、それぞれのメリットとデメリットを、小島くんも交えて具体的に聞いてみたい。
アニメーションの理想像を目指して
――最後に、井上さんがご登壇されない、8月12日(月・祝振替)のプログラムについても、一言ずつ印象をうかがえるでしょうか?
はじめに「LIVE DRAWING」【注:取材時はまだ情報解禁前でしたが、西田達三さんがキャラクターデザイン・総作画監督を務めた、手塚治虫原作『火の鳥 エデンの花』(23年)のシネマコンサートが今年2024年の12月24日に武蔵野市民文化会館で開催されます。映画の上映に合わせてフルオーケストラが演奏するという豪華コンサートですが、このプログラムではその告知として、西田さんが『火の鳥 エデンの花』に関わるライブ・ドローイングを披露してくださいます】が披露された後、一本目のトークプログラムが、Production I.Gの黄瀬和哉さんとWIT STUDIOの亀田祥倫さんによる「ムサシノがつないだFANTASISTA TALK」。世代も作画スタイルも異なる、キャリア上の接点も薄いお二人が、“武蔵野市”という共通項の力で実現できた初対談です。お二方とも、『井上俊之の作画遊蕩』にもご参加いただきました。
井上 まず亀田くんについては、画面から出るあのすさまじいエネルギーですよね。あれ以上派手にできないんじゃないかというくらいの極限の激しさ。作品としては『鋼の錬金術師(FULLMETAL ALCHEMIST)』(09-10年)に最初に驚いて、その後の『ワンパンマン』(15)や『モブサイコ(100)』シリーズ(16・19・22年)もよかった。見事なものですよね。
――黄瀬さんはいかがですか?
井上 黄瀬に関してはやっぱり幅広さかな。それに、もういい年なのに衰えず、常に新しい表現を模索してるところ。『サイコパス(PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3 恩讐の彼方に)』(19年)でも、いまだにハッとするような絵作りをしてて。動きもそうですけど、主にセル画的な表現や影のつけ方がうまくて、パターンに陥らない新鮮な表現を見せてくれる。
そんなスタイルの真逆な二人だけど……もし黄瀬の作監回で亀田くんの原画が上がってきたらどうするかは聞いてみたいかな(笑)。実際見てみたい。実にうまいこと直すと思うから。
逆も気になる。黄瀬原画が匿名で上がってきたら、亀田くんはどう直すのか。また黄瀬だと知ったらどう直すのか(笑)。
――続くは、『化け猫あんずちゃん』(24年)の久野遥子監督にご登壇いただく「ロトスコープ」をテーマにしたプログラムになります【注:取材時はまだ、岩井澤健治監督のご登壇は調整中でしたが、オタワ国際アニメーション映画祭で長篇グランプリを獲得した『音楽』(19年)などの制作プロセスのご紹介と、久野監督との対談によって、ロトスコープの可能性を掘り下げていただきます】。
井上 久野さんはマンガ家(『甘木唯子のツノと愛』[KADOKAWA、17年])としても一流ですよね。独特の不可思議な世界観を持ってて、物語を作る力があり、かつ誰にも似ていない。絵も相当よくて、Aプロ(ダクション)っぽさがあったり、それこそ空間の描き方が3DCG的ではない。アニメーションをやるうえで大事な空間把握力が自然とそなわってて、マンガを見るだけでレイアウト能力の高さがわかる。
――久野さんのロトスコープに関してはいかがですか?
井上 ロトスコープの使い方がうまいと思う。単に輪郭線をなぞるんではなくて、実写から要素を抽出したような描き方になっているので。作り方としては、ロトスコというより実写参照に近いんじゃないかな?
僕はロトスコープはアニメーションとは別物だという考えだから、本当は久野さんが一からイマジネーションだけで描いた映像が観てみたい。でも久野さんの作品は、絵を描ける人がロトスコを手法として活用したものだと思うから、とても好ましく観ていますね。
――最後に劇場版『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉 』の山本健監督と『ファーストライン』のちな監督による「新時代の作画――美術・撮影・3DCG」。ともにアニメーター出身で、アニメーションMVを手がけたのち、2024年に初の劇場作品を発表した、90年代生まれの新時代若手監督同士の対談になります。ちな監督はまさにFANTASISTAをモチーフにした『ファーストライン』を手がけられましたが、山本監督もアニメーターデビュー当時は押山清高監督の薫陶を受け、その後Production I.G(武蔵野市)では黄瀬和哉さんの弟子だったりと、今回のプログラムを象徴する存在でもあります。
井上 山本くんとちなくんはまさに今をときめく若手の代表で、これから時代を背負っていく監督たちだと思いますね。そんな二人が、現状をどう思ってるのかは気になる。今のアニメのビジュアル、制作システム、作画のあり方。それらをよしと思っているのか、何か違うものを目指すべきだと思っているのか。
――ちな監督の『ファーストライン』からはカウンターの意識を感じますよね。『ルックバック』とも通じるビジュアル感覚。
井上 そうですね。流行とは意識的に違うものを出してきていて、そこはとても頼もしいし好ましく思える。ただ僕は単にカウンターを出せばいいと思ってるわけではなくて、特に若手には何より、自分の理想像を追求してほしいんですね。目指すべきビジュアルの理想像みたいなことについて、アニメーターとして、監督として二人がどう考えているのかは、話してほしいし聞いてみたい。
その意味で、このイベントが僕や黄瀬みたいなすでに名を成した人たちばかりでなく、久野さんや山本くんやちなくんのような、これから日本のアニメ界を担っていく人材が登壇する場になってるのは、とてもいいことだと思う。僕は未来に向けた話が聞きたいし、そういう人たちと議論が交わせるなら、意見を戦わせにまた出てもいいと思える。
押山くんや小島くん、亀田くんや今村くんのような今のアニメ界を背負ってる人たちもそうですけど、お互いに礼賛し合うだけではなくて、忌憚なく意見を交わし合う場になってほしいですね。
ライブ SAKUGA
入場無料
[プログラム紹介]
Coming soon…
吉田恵里香とアニメのシナリオ
[チケット]前売り¥2,200(税込)/当日¥2,400(税込)
URL:http://ticket.pia.jp/pia/event.ds?eventCd=2526659
[登壇者]
吉田恵里香、小黒祐一郎(聞き手)、司会進行(小林治)
[プログラム紹介]
連続テレビ小説「虎に翼」で注目を集め、アニメでは人気作『ぼっち・ざ・ろっく!』も手がけた脚本家・吉田恵里香。『前橋ウィッチーズ』での意欲的な仕事も記憶に新しい。どんな人物なのか、どんなことを考えて作品に向き合っているか。このプログラムでは吉田さん自身にスポットを当てて、お話をうかがいます。
[登壇者プロフィール]
吉田恵里香(よしだ・えりか)
脚本家、小説家。脚本家としては実写とアニメで活躍。ドラマの代表作に「恋せぬふたり」「虎に翼」等、アニメの代表的な仕事に『ぼっち・ざ・ろっく!』『前橋ウィッチーズ』『TIGER&BUNNY』等がある。
今石洋之の25年
[チケット]前売り¥2,200(税込)/当日¥2,400(税込)
URL:http://ticket.pia.jp/pia/event.ds?eventCd=2526661
[登壇者]
今石洋之、小黒祐一郎(聞き手)、司会進行(小林治)
[プログラム紹介]
パワフルかつ刺激的な仕事でファンを魅了してきた今石洋之。出世作となった『フリクリ』から最新作『New PANTY&STOCKING with GARTERBELT』までの25年を一気に振り返っていただきます。彼の何が変わって、何が変わらなかったのか。そして、これからどんな作品を作るのか!?
[登壇者プロフィール]
今石洋之(いまいし ひろゆき)
監督、アニメーター。監督作品に『DEAD LEAVES』『天元突破グレンラガン』『Panty & Stocking with Garterbelt』『キルラキル』『宇宙パトロールルル子』『プロメア』『サイバーパンク: エッジランナーズ』等がある。
クリエイタートーク 前田真宏&本田雄
[チケット]前売り¥2,200(税込)/当日¥2,400(税込)
URL:http://ticket.pia.jp/pia/event.ds?eventCd=2526663
[登壇者]
前田真宏、本田雄、小黒祐一郎(聞き手)、司会進行(小林治)
[プログラム紹介]
監督としてデザイナーとして、第一線で活躍し続ける前田真宏。『君たちはどう生きるか』をはじめ、アニメーターとして数多くの作品で素晴らしい仕事を残してきた本田雄。二人が共に参加した『ふしぎの海のナディア』『青の6号』を中心として、今までの作品やこれからの仕事ついて語っていただきます。
[登壇者プロフィール]
・前田真宏(まえだ まひろ)
アニメーション監督、アニメーター、デザイナー、漫画家。代表的な仕事に監督作『青の6号』『巌窟王』や、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』等がある。
・本田雄(ほんだ たけし)
アニメーター。代表的な仕事に『君たちはどう生きるか』(作画監督)、『千年女優』(キャラクターデザイン、作画監督)、『電脳コイル』(キャラクターデザイン、総作画監督)、『新世紀エヴァンゲリオン』(作画監督)、等がある。
アニメータートーク 中村豊
[チケット]前売り¥2,200(税込)/当日¥2,400(税込)
URL:http://ticket.pia.jp/pia/event.ds?eventCd=2526665
[登壇者]
中村豊、小黒祐一郎(聞き手)、司会進行(小林治)
[プログラム紹介]
アクション作画の第一人者として活躍し続ける中村豊。国内外に多くのフォロワーを生みだしており、また、彼がアニメのアクションを変えたと言っても過言ではありません。今回は彼がどのように発想し、どのようにアクションを組み立てているのか、中村作画の「基本のき」について語っていただきます。
[登壇者プロフィール]
中村豊(なかむら ゆたか)
アニメーター。代表的な仕事に『僕のヒーローアカデミア』シリーズ、『カウボーイビバップ』、『エスカフローネ』、『ストレンヂア 無皇刃譚』、『鋼の錬金術師』、『ソウルイーター』、『血界戦線』、『コンクリート・レボルティオ 超人幻想』等がある。
亀田祥倫
[チケット]前売り¥2,200(税込)/当日¥2,400(税込)
[登壇者]
亀田祥倫
[プログラム紹介]
Coming soon…
[登壇者プロフィール]
Coming soon…
浅野恭司 ライブドローイング
[登壇者]
浅野恭司
[プログラム紹介]
Coming soon…
[登壇者プロフィール]
浅野恭司(あさのきょうじ)
アニメーター・WIT STUDIO取締役。TVアニメ『進撃の巨人』『PSYCHOPASS』『SPY×FAMILY』に続き、
2023年劇場版『SPY×FAMILY CODE: White』総作画監督担当。
浅野恭司&塩谷直義
[チケット]前売り¥2,200(税込)/当日¥2,400(税込)
URL:http://ticket.pia.jp/pia/event.ds?eventCd=2526754
[登壇者]
浅野恭司&塩谷直義
[プログラム紹介]
Coming soon…
[登壇者プロフィール]
浅野恭司(あさのきょうじ)
アニメーター・WIT STUDIO取締役。TVアニメ『進撃の巨人』『PSYCHOPASS』『SPY×FAMILY』に続き、
2023年劇場版『SPY×FAMILY CODE: White』総作画監督担当。
塩谷直義(しおたになおよし)
Coming soon…
映画「ChaO」青木康浩&小島大和
[チケット]前売り¥2,200(税込)/当日¥2,400(税込)
URL:http://ticket.pia.jp/pia/event.ds?eventCd=2526701
[プログラム紹介]
8/15公開の劇場アニメーション『ChaO』。アヌシー国際アニメーション映画祭で審査員賞を受賞した本作。長編初監督となった青木康浩監督と、キャラクターデザイン・総作画監督の小島大和に、今だから語れる制作秘話や創作の裏側、作品に込めた思いを語っていただきます。
[登壇者プロフィール]
・青木康浩(あおきやすひろ)
アニメーション監督・演出家、アニメーター。2000年以降に絵コンテ・演出へ進出。『Amazing Nuts!』の一遍では監督を務め、初長編『ChaO』ではアヌシー映画祭で審査員賞を受賞。
・小島大和(こじまひろかず)
アニメーター。近年では『グリッドマン ユニバース』作画監督、『LAZARUS』サブキャラクター・総作画監督等を担当。長編『ChaO』ではキャラクターデザイン・総作画監督を兼任する。
山下清悟&沓名健一「Web系の挑戦 これからの挑戦」
[チケット]前売り¥2,200(税込)/当日¥2,400(税込)
URL:http://ticket.pia.jp/pia/event.ds?eventCd=2526668
[登壇者]
山下清悟、沓名健一、小黒祐一郎(聞き手)
[プログラム紹介]
Web系アニメーターはデジタルを駆使した斬新な作画で注目を集め、アニメ制作に革命を起こしました。Web系アニメーターの旗手であった山下清悟、沓名健一が今までの自分達の歩みを振り返り、今度の仕事について語ります。アニメーターとして挑戦的な仕事してきた二人が、次のステップで挑むものとは?
[登壇者プロフィール]
・山下清悟(やました しんご)
監督、アニメーター。演出家としての代表的な仕事は『チェンソーマン』OP、『呪術廻戦』OP1、OP2、『王様ランキング』OP、『古の女神と宝石の射手』、『薄明の翼』等。『POKETOON』では総監督を務めた。注『POKETOON』の「E」は実際は機種依存文字。
・沓名健一(くつな けんいち)
監督、アニメーター。『火狩りの王』OP1、『魔法少女マジカルデストロイヤーズ』OP、『ぶらどらぶ』OPでは、演出と作画監督を務めた。OVA『堀さんと宮村くん』ではキャラクターデザイン、総作画監督等を担当。
アニメーションとしての「小市民シリーズ」
[チケット]前売り¥2,200(税込)/当日¥2,400(税込)
URL:http://ticket.pia.jp/pia/event.ds?eventCd=2526671
[登壇者]
神戸守、遠藤一樹、小黒祐一郎(聞き手)
[プログラム紹介]
米澤穂信の小説を映像化した『小市民シリーズ』は物語の面白さ、個性的なキャラクターのみならず、演出や映像表現についても見るべきところが多いシリーズでした。このプログラムでは神戸守監督、遠藤一樹プロデューサーのトークを通じて「アニメーションとしての『小市民シリーズ』」に迫ります。
[登壇者プロフィール]
・神戸守(かんべ まもる)
監督。主な監督作品に『Cosmic Baton Girl コメットさん☆』『出撃!マシンロボレスキュー』『エルフェンリート』『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』『君と僕。』『すべてがFになる』『約束のネバーランド』がある。
・遠藤一樹(えんどう かずき)
テレビ朝日プロデューサー。プロデュースを手がけた作品に『僕の心のヤバイやつ』『小市民シリーズ』『君は冥土様。』『リーマンズクラブ』等がある。
参加費用:¥200/人
場所:ROOM 1(ホテル7F)
[講師]
西野理惠
[プログラム紹介]
アニメのキーとなる「絵」=原画とその間を埋めていく「中割り」=動画の描き方をアニメーターに教えてもらいながら、自由に描いてアニメにして動かしてみよう!
[プロフィール]
西野理惠
1985年アニメ業界に入り、1988年フリーの原画マンとして活動。
主な作品として『はれときどきぶた』『あたしンち』『毎日かあさん』『借りぐらしのアリエッティ』『ゾイドワイルド
最近では『劇場版 呪術廻戦0』『TV 呪術廻戦』『忘却バッテリー』『ライジングインパクト』『終末のワルキューレ』2024年12月20日公開 『劇場版 忍たま乱太郎』に原画で参加。
※事前予約はいりません
※お一人でもグループでもご参加いただけます